• 発売日:2017/11/01
  • 出版社:小学館
  • ISBN:9784092701236

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知里幸恵とアイヌ

知里幸恵とアイヌ

ひきの 真二 (イラスト)
ムカシ玩具 舞香 (企画・原案)
通常価格 1,045 円(税込)
通常価格 セール価格 1,045 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2017/11/01
  • 出版社:小学館
  • ISBN:9784092701236
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商品説明
アイヌ語を命がけで残した一人の少女の生涯

アイヌは北海道をはじめ、樺太や北方四島に住んでいた日本の先住民族である。豊かな自然に育まれた狩猟採集の民であり、歌や踊りに秀でた、独特の文化を持つ民族であった。だが、明治期に入って日本政府が北海道を開拓し始めると、様相が変わってくる。アイヌは住んでいた土地を追い払われ、いわゆる「同化政策」によって日本人化させられるに至ったのだ。アイヌは言葉を持ってはいたが、文字は持たなかった。日本語教育によって、徐々にアイヌ語を話せない人々も出てきた。アイヌ語という民族の精神的な拠り所すら失われつつあったのだ。そんな中、アイヌの少女・知里幸恵とアイヌ語研究者・金田一京助の運命的な出会いが訪れる。生来聡明であり、偉大な語り部を祖母に持つ幸恵は、アイヌ語と日本語を巧みに操れる唯一無二の存在だった。そして幸恵は金田一とともに、一生をかけた大事業に取りかかる。『アイヌ神謡集』である。

【編集担当からのおすすめ情報】
解説は小説家の池澤夏樹氏が寄稿。
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