ひとりでトレーニングできる! 全身を使うから気分爽快! ゼロから始める空手の形
東京五輪で注目を浴びた空手の「形」。ケガが少なく、人を傷つけない空手の形は、中学の武道の授業でも取り入れられています。空手の動きは全身をバランスよく使い、また、「礼に始まり礼に終わる」武道の中でも、空手は相手を敬い、自分自身を平常心に保つよいトレーニングとなります。特別な器具も、対戦相手もいらず、ひとりで練習できるから、ステイホームの時期にもおすすめです。まずは突き、蹴り、受けなど、空手特有の動きを学び、それらを組み合わせて「基本形」を習得します。そして最後は試合でも披露される「平安二段」の演武に挑戦! 東京五輪銀メダリストの清水希容選手の特別インタビューも収載。
はじめに空手の形とは何か・諸岡奈央講師インタビュー
東京五輪銀メダリスト・清水希容選手インタビュー
第一回 挨拶・礼節・基本技
座礼と立礼・突きの基本・蹴りの基本・家でできる突きと蹴りのトレーニング法
コラム・練習前に行うストレッチ
第二回 基本技・受け
上段受け・中段受け・下段受け
コラム・空手の歴史
第三回 空手の立ち方
立ち方の基本/閉足立ち・結び立ち・並行立ち・前屈立ちなど
コラム・空手の流派について
第四回 移動の基本
前屈全身・移動しながらの突き・移動しながらの受け・移動しながらの蹴り・コンビネーション技
第五・六回 基本形に挑戦
方向転換の仕方/基本形の実践
コラム・形の審査のポイント
第七・八回 平安二段にチャレンジ
平安二段に必要な技・平安二段の実践
コラム・空手の形の選手から見る、試合について・観戦を楽しむためのガイド