革命をおこした国は倨傲(きょごう)になる。特に革命で得た物差しを他国に輸出したがるという点で、古今に例が多い。明治の日本人には朝野ともにその意識がつよく、他のアジア人にとって不愉快きわまりないものであったろう。(「脱亜論」より)
この国の歴史のなかから、日本人の特性を探り出し、考察することによって普遍的なものとはなにかを考える。1990~1991
目次
戦国の心
ドイツへの傾斜
社(しゃ)
室町の世
七福神
船
秀吉
岬と山
華
家康以前
洋服
「巴里の廃約」
「脱亜論」
文明の配電盤
平城京
平安遷都
東京遷都
鎌倉
大坂
宋学
小説の言語
甲冑(上)
甲冑(下)
聖(ひじり)たち
あとがき