プロローグ――権威主義的ナショナリズムと危機の時代
第1章 政 治
1 民主主義の崩壊から権威主義へ
2 保守主義の政治学――システム二元論
3 「パラノイア政治」の伝統
4 「長い南部戦略」――戦後アメリカ政治の展開
第2章 宗教・人種問題
1 「キリスト教ナショナリズム」とはなにか
2 アメリカの教育現場でなにが起きているか――「批判的人種理論」をめぐって
3 人種問題――ウィルカーソン『カースト』を読む
【コラム①】権威主義システムのディストピア――アトウッドとエル=アッカドを読む
第3章 経 済 ①――歴史的パースペクティブ
1 19世紀の経済停滞と経済学
2 20世紀の経済成長とその終焉
3 21世紀の経済社会――新しい社会主義
4 イノベーションは未来を切り開くか
第4章 経 済 ②――マクロ政策と処方箋済
1 1990年代以降のマクロ経済政策
2 「カンティロン効果」とバブルの歴史的教訓
3 コロナ危機下のインフレーション論争
4 サプライチェーンと経済力集中
5 グローバリゼーションの「メネシス」――失業と移民問題
6 21世紀のトランスフォーメーション
【コラム②】テクノロジー官僚制のディストピア――ヴォネガット『プレイヤー・ピアノ』を読む
第5章 軍 事――「リベラルな介入主義」
1 アメリカ介入主義の論理
2 アメリカ介入主義の現段階
【コラム③】ヘンリー・キッシンジャーの死
エピローグ ――シュテファン・ツヴァイクの死から考える