■はじめに
■序章 改革を促した敗北
ラストゲーム/でっち奉公で行ってこい/物言うキャプテン/フロント主導の“同志的”改革/もう一つの“谷”を越えて
■第1章 4軍とコーディネーター制
“育成のホークス”へ/工藤公康が命じた「重要な任務」/4軍創設とコーディネーター制/“負けないエース”の帰還/“最下層”の実態/4軍監督って要らんのちゃう?/新体制2年目の成果/監督像の新たな形
■第2章 野球DXに挑む
いちばんダメな球団だった/寿司職人みたいな奴/“バブル”の到来/“外れ値”にどう向き合うか/元首位打者が語る「1軍打者のつくり方」/始まった「検定制度」/崖っぷちの男/“スキルコーチ”実装へ/東大生アナリストの選択
■第3章 スカウティング進化論
閉じられた世界/「1回限り」で感じる力/選手評価の独自基準“ホークススコア”/国際派金融マンがもたらした変化/眼力か、データか/競争が厳しすぎる?
■第4章 育成の“マニュアル”をつくる
“育成マニュアル”誕生の発端/“ホークスらしさ”とは何か/プロジェクト第2期へ/抽出された「本当に大切なこと」/「ホークスメソッド・プロ編」の正体/セカンドキャリアも支援/引退後も「育成」は続く
■第5章 イズムの継承者たち
監督・王貞治の実像/雷雨のち晴天/小久保裕紀にとっての“王イズム”/厳しさと優しさ/城島健司、運命の人とともに/心を動かしたオファー/これからの“トロイカ体制”/“語り部”が担う役割
■第6章 世界一になるために
「めざせ世界一!」実現への道/ビジネス的価値の差を埋めるには/「みんな死んじゃいます」/メジャーを追い越せ/選手がチームを強くする/プロフェッショナル集団であれ
■おわりに