序
第1章 記述説と歴史的・社会的説明
1.1 はじめに
1.2 記述説とそれへの反論
1.3 歴史的・社会的説明とそれへの反論
1.4 記述説と歴史的・社会的説明から何を学ぶべきか
第2章 固有名・対象ファイル・情報ネットワーク
2.1 はじめに
2.2 エヴァンズの固有名指示論
2.3 対象ファイルと情報ネットワーク
2.4 結論
第3章 固有名と言語的規約
3.1 はじめに
3.2 同名現象は多義性か指標性か
3.3 意味論と前意味論の区別
3.4 固有名は言語の一部か
3.5 結論
第4章 真理条件的語用論とミル説
4.1 はじめに
4.2 意味論的内容
4.3 真理条件的内容の語用論
4.4 改訂版ミル説
4.5 結論
第5章 単文のパズル
5.1 はじめに
5.2 ムーアの理論
5.3 メトニミーの語用論
5.4 表意による解決を擁護する
5.5 結論
第6章 空名の問題
6.1 はじめに
6.2 キャラクター指示説の基本的主張
6.3 キャラクターの存在論とキャラクター指示説
6.4 CRT+CATに基づく空名の理論の問題点
6.5 CRT+MNGに基づく空名の理論の問題点
6.6 結論
結論
参考文献
あとがき
索引