最新の研究動向を反映した、語用論の教科書
語用論(pragmatics)とは、「コンテクスト」(文脈)をもとに、ことばの意味や働きを考える研究分野のこと。
本書は語用論の入門テキストで、基礎から応用まで幅広く解説。最新の研究動向を数多く盛り込んでいるので、これから語用論を学び始める人に最適の1冊です。
日本語と英語の例文をバランスよく配置しているので、日英両方の語用論を学べるのもポイント。
〈目 次〉
第1章 語用論とは何か(澤田淳)
第2章 グライス語用論(澤田治)
第3章 情報語用論(大島デイヴィッド義和)
第4章 対人語用論(滝浦真人)
第5章 指示語用論(澤田淳)
第6章 言語行為論(加藤重広)
第7章 関連性理論(井門亮)
第8章 認知言語学と語用論(松本曜)
第9章 文法研究と語用論(澤田淳)
第10章 会話分析(高木智世)
第11章 メタ語用論(小野寺典子)
第12章 歴史語用論(椎名美智)
第13章 対照語用論と文化対照(井上優)
第14章 英語教育と応用語用論(内田諭)
第15章 日本語教育と応用語用論(小野正樹)