「小説の魔術師」と呼ばれた久生十蘭による最盛期の時代小説傑作選、第二弾。表題作「無惨やな」ほか全10話を収録。
◉収録作品
三笠の月
遣米日記(直木賞候補作)
亜墨利加討
信乃と浜路
藤九郎の島
ひどい煙
ボニン島物語
呂宋の壺
無惨やな
奥の海
「一人であればこそ歌うのだ。歌あればこそ広がるのだ。久生十蘭の文体の持つスピードの異質は、それ自体が“歌”であるからこそだと思う。」橋本治【作家】(『ユリイカ1989年6月号 特集=久生十蘭』より)
解説―日下三蔵
装画―YOUCHAN
装丁―髙林昭太