• 発売日:2025/04/02
  • 出版社:祥伝社
  • ISBN:9784396618346

読み込み中…

家族は知らない真夜中の老人ホーム--やりきれなさの現場から

家族は知らない真夜中の老人ホーム--やりきれなさの現場から

通常価格 1,650 円(税込)
通常価格 セール価格 1,650 円(税込)
SALE 売り切れ
  • 発売日:2025/04/02
  • 出版社:祥伝社
  • ISBN:9784396618346
ネットストア在庫 詳細
    読み込み中...
My店舗在庫
    My店舗登録で在庫確認と店舗お受け取りのご利用が可能になります。(要ログイン)
  • 在庫表示のサンプル
商品説明
10年間働いてきた介護の現場をそのまま書いた記録――

明日は我が身か、我が親か?

刑務所帰りの女性もいた。「死にたい」とつぶやく女性も、
元歯科医も、元社長もいた。イレズミ男の上村さんは言った。
「ここは刑務所よりひどい」


老人ホーム、そこは人生最後の物語の場である。
この本でわたしは夜勤者として見た介護の現場を書いた。
みんなが寝静まった真夜中にどんな物語があっただろうか。

●「まえがき」より
仮眠をしている耳にゴトゴトと音がした。
イラッとする。
Aさんのトイレである。
これで20回目のトイレ。夜明けまでにはあと10回は行かれる。
しかもおちんちんをちょろっと出しておられるので歩きながら廊下を濡らされる。
ときには洗面台の流しに放尿される。
夜勤者はたまったものではない。
ひと晩に30回仮眠から起こされ、30回廊下の拭き掃除をさせられるのである。
注意すると杖を振り回され殴られかねない。
認知症のお年寄りの介護の現場である。

● 目次
まえがき
第1章 元歯科医の井上秀夫さん
第2章 イレズミ男とレビー小体型認知症
第3章 一杯飲み屋の元女将、伊藤ミネさん
第4章 刑務所帰りの竹下ミヨ子さん
第5章 元社長の森山栄二さん
第6章 隠しカメラがあったグループホーム
第7章 パーキンソン病の松山由美さん
第8章 「死にたいです」と言っていた樋口フジ子さん
あとがき
本書に繰り返し登場する介護用語
詳細を表示する

カスタマーレビュー

honto本の通販ストアのレビュー(0件)

並び順:
1/1ページ

最近チェックした商品