圧倒的な情報量と存在感から抜群の知名度と影響力を誇る結婚情報誌『ゼクシィ』。
デジタル社会、雑誌不況といわれる現在においても紙の雑誌が売れ続け、「ゼクシィ=結婚」という記号を成立させるほどの社会的認知度を獲得し、コロナ禍による不況を経た後もブライダル業界から絶対的信頼を寄せられている。『ゼクシィ』は、いかにして「結婚式のバイブル」となったのか。
そして、誌上で描かれる「花嫁」のイメージはどのように変化してきたのか。
業界では常に「ひとり勝ち」といわれる『ゼクシィ』の絶対的地位を支える「ゼクシィ神話」成立の秘密と、恋愛情報雑誌としてスタートした『ゼクシィ』がブライダル情報に特化し、幾多の可能性のなかから花嫁たちをそれぞれの結婚式へと送り出す「プラットフォーム型雑誌」になるまでのメディア史を、同類他誌や地方版、海外版、ウェブサイトなどと比較しながら多角的に分析する。