【心の奥ふかくに“想い”をくぐらせる】
「ほんとうの豊かさを味わうために」
著者の“言葉”を紡ぐ本づくりの仕事や、家族の死+子育ての体験をとおして、目に見えないものの存在を感じてきた編集者の鈴木七沖さん。なるべく不必要な情報は手放し、ほんとうに大切なものだけを厳選して、40~50代の時間を過ごしてきたと言います。
そんな七沖さんが人生の大半をかけて探求しているのが「真の豊かさ」。
時には本を編みながら、時にはドキュメンタリー映画で“場”をつくりながら、時には人と人とがつながるきっかけを創造しながら、時にはオンラインの町づくりにチャレンジしながら、ずっと昔から探求したかった「真の豊かさ」のこと。そして「魂」の存在……。
日々の暮らしや人とのふれ合いのなかから、しぼり出すように紡がれた“言葉のしずくたち”が1冊にまとまりました。ゆっくりと呼吸をするように、静かな気持ちで読んでみてください。4年ぶり待望の書き下ろし作品。