脳が喜ぶお金の使い方があった!
老後のお金の使い方のヒントが満載!
小金持ちの「争族」急増!相続と遺言の基本もわかる!
お金に関する課題を本書で解決!
●老後資金の目安、「2000万円」は本当?
●老後に使えるお金をどのように算出する?
●公的介護保険とは?自己負担の割合は?
●遺言はいつ、どのように用意する?
●法定後見制度と任意後見制度の違いは?
●運転免許返納の前に確認すべきことは?
●「争族」を回避するために知っておくこととは?
この本のタイトルは、「財産断捨離のすすめ」です。実は私は「断捨離」という言葉が嫌いです。なぜかというと、年をとったら自分が大事にしてきたものや思い出のあるものであっても、どうせ先々必要ないのだから捨てよう、遺された家族が困るから生前に整理しよう―そんな「断捨離」が多い。しかし、人は年をとればとるほど思い出に執着するものです。亡くなった後に家族が困るから断捨離しろということなら、亡くなった後、家族に捨てさせればいいではないですか。思い出のつまったものを自ら捨ててはいけないと私は思います。しかし、この本で私が提案する「財産」の断捨離とは、モノを断捨離することとは違います。財産断捨離とは、「自分のお金や資産を自らの手で思い出に変えましょう」ということなのです。(本書より)