第1章 芸術―技術から芸術へ(「建築は芸術か」
アート=技術(古代?中世)
アートは技術(学芸)の意味だった
アート=芸術(近代以降)何が芸術で、何が芸術でないのか?)
第2章 芸術家―職人から独創的な天才へ(「独創的な芸術家は世界を創造する」
芸術家をとりまく環境と作者の地位の変遷
芸術家にまつわる概念の変遷
作者と作品の関係をどう捉えるか?)
第3章 美―均整のとれたものから各人が感じるものへ(「美は感じる人のなかにある」
美の客観主義(古代?初期近代)
美の主観主義(18世紀以降)
美の概念とどのように付き合うのがよいか?)
第4章 崇高―恐ろしい大自然から心を高揚させる大自然へ(「崇高なものが登山の本質だ」
山に対する美意識の転換
「崇高」概念の転換
芸術は圧倒的なものとどのように関わることができるか?)
第5章 ピクチャレスク―荒れ果てた自然から絵になる風景へ(「絵になる景色を探す旅」
風景画とピクチャレスクの誕生
ピクチャレスクの広がり(観光と庭園)美や芸術は自然とどのように関わることができるか?)