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子育て支援の経済学

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商品説明
世界中で出生率の低下が進む中、子育て支援
のための政策が日本を含む多くの先進国でま
すます重視されています。
しかし、子育て支援が果たす役割は、出生率
の向上にとどまりません。子育て支援のため
政策は、子どもの健全な発達を促す「次世代
への投資」としての役割、女性の就業を支援
する役割も備えた、きわめて重要な政策です。
ではなぜ、そのように考えられるのでしょう
か? 本書は、「今こそ子育て支援策を推進
すべき」と考えることの科学的根拠(エビデ
ンス)を、世界各国の実証分析を整理し、一
冊に凝縮してお伝えします。
これまで保育施設の整備、育休制度、子育て
世帯への給付や税制優遇など、さまざまな政
策がどのような効果をもたらしたのか。今後
をどう考えるべきなのか。データと経済学に
基づいて吟味します。もちろん、著者自身の
研究成果も数多く紹介されます。
本書には、子育ての中で親子が直面する問題
から、少子化や女性の就労支援などの社会的
な問題まで、さまざまな課題を解決するため
のヒントが満載です。
目次
第1部 子育て支援で出生率向上
 第1章 なぜ少子化は社会問題なのか?
 第2章 現金給付で子どもは増える?
 第3章 保育支援で子どもは増える?
 第4章 少子化対策のカギはジェンダーの視点?
第2部 子育て支援は次世代への投資
 第5章 育休政策は子どもを伸ばす?
 第6章 幼児教育にはどんな効果が?
 第7章 保育園は子も親も育てる?
第3部 子育て支援がうながす女性活躍
 第8章 育休で母親は働きやすくなる?
 第9章 長すぎる育休は逆効果?
 第10章 保育改革で母親は働きやすくなる?
 第11章 保育制度の意図せざる帰結とは?
付録 実証分析の理論と作法
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