はしがき:プライバシー権論の見取り図
執筆者紹介
◆第Ⅰ部 実体論
第1章 仮想現実とプライバシー [原田]
第2章 “メンタル・プライバシー”と認知過程の自由 [小久保]
第3章 データ保護における基本権構想:情報自己決定権・データ保護基本権再訪 [高橋]
第4章 個人情報保護法における明文なき違法性阻却事由 [板倉]
第5章 個人情報の適正な取扱いとは何か [音無]
第6章 情報プライバシー権論争の基底にあるもの:デジタル化と〈個人〉 [山本]
◆第Ⅱ部 救済論
第7章 プライバシー権侵害に対する救済 [安永]
第8章 個人情報保護委員会の独立性 [沼本]
◆第Ⅲ部 立法論(展開と過程)
第9章 各国のプライバシー・データ保護法の理解と国際協調の可能性 [石井]
第10章 ポストデジタル時代における政策形成過程と議会制民主主義 [小川]