OECDが世界に影響を与えた「キー・コンピテンシー」から15年余。OECD Education2030プロジェクトは、AIの発達や移民の増加などの社会変化の下で、2030年という近未来に必要となるキー・コンピテンシー、さらには、それを育むためのカリキュラムの方向性を示すものである。とりわけ、「エージェンシー」や「カリキュラム・オーバーロード」などに関する考え方は、今後の我が国の教育を考えていく上で必須の概念となるだろう。OECDと文部科学省両方の立場からプロジェクトにかかわり、その全貌を知る著者による渾身の一冊。