木戸孝允

プロローグ　幕末の志士・桂小五郎

一　王政復古と木戸孝允
　１　王政復古と戊辰戦争
　２　五箇条誓文と木戸孝允
　３　東幸から東京へ
　４　万機親裁の戦後処理

二　版籍奉還の建言
　１　木戸孝允の版籍奉還建言
　２　四藩主の版籍奉還建白
　３　東京政府の発足と混乱
　４　維新官僚の結集
　５　版籍奉還断行と木戸孝允
　６　太政官改革の混乱

三　藩体制解体の苦悶
　１　脱隊騒動の危機
　２　開化派の領袖木戸孝允
　３　集権政策の推進
　４　岩倉勅使の西下
　５　三藩兵の徴集

四　廃藩置県断行と木戸孝允
　１　廃藩論の形成
　２　明治四年春の政体改革
　３　廃藩置県の密議
　４　廃藩断行と木戸孝允
　５　太政官三院制の成立

五　木戸孝允の米欧回覧
　１　岩倉使節と木戸孝允
　２　条約改正交渉の批判
　３　文明開化への疑問
　４　ビスマルクと木戸孝允
　５　木戸孝允の憲法制定意見
　６　征韓論と政変
　７　台湾出兵の批判

六　立憲制導入に向けて
　１　民撰議院と木戸孝允
　２　大阪会議の開催
　３　地方官会議の木戸議長
　４　元老院問題の苦悩

七　明治国家の士族と農民
　１　山口県政と木戸孝允
　２　秩禄処分と士族授産
　３　木戸孝允の東北巡幸
　４　士族反乱の糾弾

エピローグ　木戸孝允の光と影

あとがき
主要参考文献一覧
『木戸孝允』をよむ…宮間純一