• 発売日:2022/10/25
  • 出版社:北樹出版
  • ISBN:9784779306990

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自己理解の心理学

自己理解の心理学

通常価格 1,980 円(税込)
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商品説明
教養教育としての心理学の基礎的な理解を深めるため、心理学全般の領域のうち、とくに、パーソナリティや発達に関する領域、そして、青年期の大きな課題である恋愛、悩み、就職活動など実生活に関連した領域にフォーカスし、解説。また、理解をさらに深めるための発展的内容を用語解説や QR コード資料として情報提供した学びやすい入門書。
*目次
第 1 章 心理学について
【コラム 1】SDGs と社会心理学
第 2 章 パーソナリティの理解 1:概論
【コラム 2】血液型と性格との関連
第 3 章 パーソナリティの理解 2:アセスメント・投映法
第 4 章 発達 1:乳幼児期
第 5 章 発達 2:児童期・青年期 
【コラム 3】学校教育における心理学の貢献と課題
第 6 章 発達 3:成人期・老年期
第 7 章 認   知
【コラム 4】健康リスク認知と批判的思考
第 8 章 学   習
第 9 章 動 機 づ け
第 10 章 知能:IQ と EQ(EI)
第 11 章 対人コミュニケーション
第 12 章 自己肯定感
第 13 章 若者の心理 1:恋愛、ジェンダー、多様性 
【コラム 5】恋愛に関して自分やパートナーの価値観を考える
第 14 章 若者の心理 2:悩み 
第 15 章 若者の心理 3:職業選択:キャリア心理学の理論から
目次
第 1 章 心理学について(武田 明典)
 第 1 節 心理学の背景と意義 
  1.心理学が生まれた歴史的背景と動向 2.心理学を学ぶことの意義
 第 2 節 心理教育としての自己理解・他者理解 
  1.心理教育 2.自己理解 3.他者理解
 第 3 節 心理学を学ぶ上での留意点と動向 
  1.留意点 2.心理学の貢献
【コラム 1】SDGs と社会心理学(熊谷 智博)

第 2 章 パーソナリティの理解 1:概論 (泉水 紀彦)
 第 1 節 パーソナリティの定義 
 第 2 節 パーソナリティの理論 
  1.性格をタイプ別に分けて考える(類型論) 2.性格を要素に分けて考える(特性論)
 第 3 節 パーソナリティと発達 
  遺伝と環境の影響
【コラム 2】血液型と性格との関連(泉水 紀彦)

第 3 章 パーソナリティの理解 2:アセスメント・投映法(大島 朗生)
 第 1 節 アセスメント 
 第 2 節 心理検査の概要
 第 3 節 発達・知能検査
  1.発達検査:新版 K 式発達検査法 2001 2.知能検査①:ウェクスラー式知能検査 3.知能検査②:K-
  ABC(Kaufman Assessment Battery for Children)
 第 4 節 パーソナリティ検査(質問紙法、投映法(描画法を含む)、作業検査法)  32
  1.質問紙法①:エゴグラム(Egograms) 2.質問紙法②:矢田部ギルフォード性格検査(YG 性格検査)   
  3.投映法①:ロールシャッハ・テスト 4.投映法②:文章完成法(SCT:Sentence Completion Test) 
5.投映法③:バウムテスト(Baum Test) 6.投映法④:風景構成法 7.作業検査法:内田クレペリン    
  検査

第 4 章 発達 1:乳幼児期(角南 なおみ)
 第 1 節 乳幼児期の発達理論と課題 
  1.発達とその要因 2.発達段階と課題
 第 2 節 新生児・乳児期(誕生~ 1 歳半):人の潜在的能力とその拡張 
  1.新生児期(誕生~生後 28 日)における人を指向する能力 2.乳児期(1 ヵ月~ 1 歳半)における人の  
  精神世界への気づきと関係性
 第 3 節 幼児期(1 歳半~就学前):認知と社会性 
  1.言語と認知の発達 2.遊びと社会性の発達

第 5 章 発達 2:児童期・青年期(岸本 琴恵)
 第 1 節 児童期の発達
  1.児童期の特徴 2.児童期の発達課題
 第 2 節 児童期以降の社会性 
  1.仲間集団の形成と自己
 第 3 節 児童期の臨床的課題 
  1.不登校 2.発達障害
 第 4 節 青年期の心身の発達
  1.青年期の特徴 2.青年期の発達課題
 第 5 節 青年期の臨床的課題
【コラム 3】学校教育における心理学の貢献と課題(村瀬 公胤)

第 6 章 発達 3:成人期・老年期 (小山内 秀和)
 第 1 節 現代社会と生涯発達 
  1.現代の成人期と老年期 2.生涯発達の理論
 第 2 節 成人期の発達の特徴 
  1.成人前期 2.中年期
 第 3 節 老年期の発達の特徴
  1.高齢者の心理的特徴 2.高齢者と社会 3.高齢者の適応

第 7 章 認   知(新岡 陽光)
 第 1 節 自己理解における認知過程 
  1.自分はどんな人か 2.自己と他者の交わり
 第 2 節 他者理解における認知過程 
  1.他者とはじめて出会った時の認知 2.他者のことを理解する過程
 第 3 節 自分やまわりのことに関する判断や意思決定 
  1.私たちの判断のしくみ 2.自動的処理システムの落とし穴 3.自分らしさを大切にするために必要な 
  批判的思考
【コラム 4】健康リスク認知と批判的思考(楠見 孝)

第 8 章 学   習(山路 茜)
 第 1 節 学習のしくみ
  1.行動に目を向ける 2.認知に目を向ける 3.共同体に目を向ける
 第 2 節 学習の方法 
  1.発見学習 2.受容学習 3.個に応じた学習 4.協働学習

第 9 章 動 機 づ け (小野田 亮介)
 第 1 節 欲求の観点からみた動機づけ 
  1.欲求階層説 2.内発的・外発的動機づけと自己決定理論
 第 2 節 期待と価値の観点からみた動機づけ 
  1.期待×価値理論 2.自己効力感理論
 第 3 節 自己調整学習 
  1.自己調整学習とは何か 2.自己調整学習における動機づけ

第 10 章 知能:IQ と EQ(EI)(小高 佐友里)
 第 1 節 知能(intelligence)とは 
  1.知能の定義 2.知能の構造 3.代表的な知能検査
 第 2 節 感情知能 EQ(EI)とは 
  1.代表的な感情理論 2.EQ(EI)理論の活用例 3.EQ(EI)を向上させるための工夫

第 11 章 対人コミュニケーション (吉野 優香)
 第 1 節 は じ め に 
 第 2 節 対人関係の形成・維持・発展
  1.自己開示の返報性 2.衡平理論(equity theory)
 第 3 節 対人コミュニケーションの技術を磨く 
  1.ソーシャル・スキル 2.ソーシャル・スキル・トレーニング
 第 4 節 多様化する対人コミュニケーション 
  1.SNS でのコミュニケーション 2.オンライン上において求められる対人コミュニケーションの技術

第 12 章 自己肯定感 (河村明和・河村茂雄)
 第 1 節 自己肯定感とは 
  1.自己肯定感のとらえ方の経緯と定義 2.自己肯定感と類似概念との比較 3.子どもの発達と自己肯定 
  感との関係
 第 2 節 国際比較調査からみる日本の子どもの自己肯定感 
  1.国際比較調査からみる日本の子どもの特徴 2.日本の子どもの自己肯定感が低い要因 3.日本の子ど
  もの自己肯定感の育成のあり方

第 13 章 若者の心理 1:恋愛、ジェンダー、多様性 (越智 啓太)
 第 1 節 恋愛の心理学 
  1.恋に落ちるプロセス 2.恋愛を深化させるプロセス 3.別れのプロセス 4.デートバイオレンス
 第 2 節 ジェンダーと多様性 
  1.ジ ェ ン ダ ー と セ ッ ク ス 2. 性 差 別 3. ア ン ド ロ ジ ニ ー(Androgyny) 4.LGBT 5.異文 
  化との交流:主に外国人との交流
【コラム 5】恋愛に関して自分やパートナーの価値観を考える(武田 明典)

第 14 章 若者の心理 2:悩み (武蔵由佳・河村茂雄)
 第 1 節 大学生の悩み 
  1.学生相談室を訪れた際の相談内容 2.現代の大学生の自己のあり方の変化の背景
 第 2 節 大学生と孤独感 
  1.孤独感の定義と精神的健康との関連 2.大学生と孤独感
 第 3 節 大学生の悩みと大学の対応
  1.大学の組織的対応 2.大学が用意した学生支援プログラムに参加する

第 15 章 若者の心理 3:職業選択:キャリア心理学の理論から(小菅 清香)
 第 1 節 能力・興味
  1.職業選択における職業適合性とは 2.能力 3.興味
 第 2 節 価 値 観 
 第 3 節 就 職 活 動 
  1.就職活動とは 2.就職活動における自己調整モデル 3.就職活動の進め方
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