ベストセラー歴史作家が「客観的事実」をもとに徹底検証!
歴史論争に終止符を打つ!
一切の主観を排して描き出した日韓の歴史
日本人と韓国人ほど仲の悪い隣人はそう多くない。歴史についても互いのプライドが正面衝突している。最近、嫌韓歴史本がブームなのもそれが理由である。日本国内では反体制、とくに反「天皇制」の立場から韓国の国粋主義的な歴史観に便乗してそれを利用する人たちが多く、事態を複雑にしている。そこで本書では、官僚時代に韓国とかかわり、数々のベストセラーを輩出した博覧強記の歴史作家が、中立的な視座からこの隣邦の歴史を、日本の歴史を顧みるのと同じ姿勢で捉えながら描いた。
日本人も韓国人も知らない「不都合な史実」
●百済の後継国家は韓国ではなく日本なのか
●元寇の主力はモンゴル人ではなく高麗人だった
●李氏朝鮮化していた江戸時代の日本
●大院君と閔妃の嫁舅ゲンカに振り回された各国
●朝鮮は本当に日本の「植民地」だったのか
●日本にはまったく責任がない「南北分裂」
【目次】
序章 本当は韓国人も誤解している半島の歴史
第一章 本当は古代には存在しなかった朝鮮民族
第二章 本当は三国統一の主役ではなかった新羅
第三章 本当は高麗がそそのかした元寇
第四章 本当は史実をほとんど反映していない韓流ドラマ
第五章 本当は身分差別を日本に輸出していた李氏朝鮮
第六章 本当はアメリカも望んでいた日韓併合
第七章 本当は誰も得しない日韓・日朝歴史論争