今号のラインナップは以下の通り。
特集1:「追悼 和田誠さんと絵本」
昨年10月に逝去された和田誠さん。イラストレーター、デザイナー、映画監督など、さまざまな分野で活躍されていましたが、絵本作家としてもたくさんの作品を遺しました。シャンソン歌手で料理愛好家の奥様、平野レミさんに伺った、ご家庭での和田さんと絵本の話。初期のころからの絵本創作を知る、トムズボックスの土井章史さんにもお話を伺いました。著作もご紹介します。
特集2:「絵本で社会科見学」
家にいながら、社会科見学。いろいろな職業の舞台裏をのぞいたり、その道のプロに話を聞いたりしてみましょう。それぞれの仕事のおもしろさや大変さがわかります。全国各地のお祭りにもスポットを当てます。
ミニ特集:「文字のない絵本」
テキストがなく、絵だけで物語が展開する文字のない絵本、意外にたくさんあります。
おはなし会で取り入れるにはなかなかむずかしいかもしれませんが、文字がないからこそ、イマジネーションが広がり、作品の世界に深く浸れる、究極の絵本です。
そのほか、読みきかせやおはなし会に役立つ「新刊絵本100冊」や、対象別おはなし会プログラムは、オールカラーで表紙も掲載しています。巻頭エッセイ・長谷川義史さん「絵本作家のブルース」は毎回、捧腹絶倒。そのほか、中川李枝子さん、中島京子さん、藤田浩子さん、「発達障碍と絵本」も好評連載中!また、この号では、5年振りに改訂された小学校の国語の教科書に載っている児童文学が、教科書別にわかります。絵本カレンダーです。