航空会社がわかる本　ANA編

1952年にたった2機のヘリコプターで創業し、現在では日本を代表するエアラインに成長したANAグループ。持株会社であるANAホールディングスの傘下には、中核企業の全日本空輸（ANA）をはじめ、業態や就航範囲の異なる航空運送事業会社（エアライン）のほか、空港地上支援会社、航空機整備事業会社、マーケティング＆セールス会社、機内食製造会社、総合商社など、多種多様なグループ企業が名を連ねる。

そして、こうした企業群の業務やエアラインの日々のオペレーションを支えているのが、パイロット、客室乗務員、整備士、グランドハンドリングスタッフ、グランドスタッフ、運航管理者などといった多様な職種のスタッフたちである。

本書では、エアラインを支えるこうしたスタッフたちの業務内容や仕事のやりがいについて現場取材やインタビューを交えながら紹介するとともに、ANAグループの運航機材やサービス、ネットワーク、歴史、構成企業などを豊富なビジュアルとともに網羅的に解説。

エアライン愛好者が読んで楽しめるファンブックであるとともに、ANAグループを総合的に知ることのできる内容は、企業研究本として航空業界志望の就活生にもおススメの一冊だ。