『う蝕治療ガイドライン 第3版』(電子版)に掲載されていたCQ1をまとめ直し、さらに、超高齢社会で喫緊の臨床課題となっている「根面う蝕に対する非切削でのマネジメント」を対象として、下記のCQ2a、CQ2b、CQ3を追加した。診療ガイドライン作成の国際的スタンダードであるGRADEに準拠。
本診療ガイドラインに掲載されているCQは以下のとおり。
【CQ1】
永久歯の活動性根面う蝕の回復に、フッ化物配合歯磨剤とフッ化物配合洗口剤を併用すべきか
【CQ2a】
う蝕ハイリスク患者の活動性根面う蝕の回復に、5,000ppm Fフッ化物配合歯磨剤を使用すべきか
セルフケアできる患者の場合
【CQ2b】
う蝕ハイリスク患者の活動性根面う蝕の回復に、5,000ppm Fフッ化物配合歯磨剤を使用すべきか
セルフケアできない患者の場合
【CQ3】
活動性根面う蝕の進行抑制に、38%フッ化ジアンミン銀を使用すべきか