• 発売日:2025/06/27
  • 出版社:南々社
  • ISBN:9784864891844

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八月十日よ、永遠なれ

八月十日よ、永遠なれ

通常価格 1,760 円(税込)
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商品説明
<日清・日露戦争から、太平洋戦争へ 戦争の真実に迫る高校生たちの物語>

アメリカ・トルーマン大統領は、広島の原子雲の写真を見せられて、
『原子雲の下に女と子どもがいるのか、そんなばかな』と絶句した。それは——

東京の高校二年生6人が修学旅行で広島の似島を訪れることから始まる物語。
似島は日清・日露戦争では検疫所の役割を担い、原爆投下後にはおおくの被爆者、
それも幼い子どもたちが運ばれてきた島です。

1万2000発の核兵器をつかわせないために、高校生たちは歴史クラブを立ち上げ、
明治から昭和にかけての歴史を学び、真実をひも解いていく。
日清・日露戦争はだれが仕掛けたのか?
どうして太平洋戦争はすぐに終わることができなかったのか?
なぜ広島に原爆が落とされたのか。
本書は、歴史書と青春小説が融合し、近現代史が小説で学ぶことのできる作品です。
目次
プロローグ

第一章 修学旅行は旧宇品線

第二章 似島の悲しみから

第三章 広島で大惨事を見据えた男

第四章 高校生たちの淡い恋心

第五章 雨降る横須賀の戦艦三笠

第六章 日比谷で青春の歴史クラブ発足

第七章 日銀の改造紙幣から大陸侵略へ

第八章 生と死は神様が決めるの

第九章 二十分の空白から大戦争へ

第十章 初日の文化祭で戦禍を語る

第十一章 そんなばかな

エピローグ
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