本書のポイント
〇化粧品広告表示に関わる人必携の一冊
〇薬機法・景品表示等をふまえた違反表現や表示方法が一目でわかる
〇法規上で認められるうまい表現や化粧品広告として訴求手法を事例を交えて解説
本書では、化粧品等に関わる広告規制(薬機法、景品表示法等)を、はじめて学ぶ方にもわかりやすく、なるべく簡単に大切なポイントを中心に解説して います。
規制を学び、表現できること、できないことがわかっても、実務に必要なのは「どのように表現していけばよいのか」です。薬機法を知れば知るほど、広告 作りが難しく感じてしまったり、虚偽誇大広告が溢れるなか、どこまで表現できるのか迷ってしまったり、ルールを知るだけでは実務への落とし込みが難し いのが現実です。
私は、化粧品メーカーで薬事業務を15年にわたり担当し、セールスコピーライティングを学んだことをきっかけに独立しました。メーカーでの薬事業務は、ただ「ここの表現は ダメですよ、変えてください」とチェックするだけでしたが、ライティングを学んでからは、「じゃあ、どうすればよいのか?」「そもそも薬事に引っかか らない表現はどうやって作るのか」ということに頭をフル回転させながら、広告作りをサポートしてまいりました。
そのような経験から得られた広告表現作りのコツやヒントを本書に散りばめています。
第一部では、規制に関する基本的な内容を網羅し、第二部では、実践として、ルールを守りながらお客様の心に響く表現を作るヒントをご紹介しています。
(本書<はじめに>より引用)