• 発売日:2025/07/28
  • 出版社:鉄人社
  • ISBN:9784865373035

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山手線「駅名」の謎

山手線「駅名」の謎

通常価格 1,870 円(税込)
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  • 発売日:2025/07/28
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商品説明
山手線の駅名に秘められた“東京の正体”を解き明かす!



「渋谷」の地名は“盗賊”と“伝説の武士”が関係していた?

「大塚」は『八犬伝』ゆかりの地。“塚”は古墳のこと?

「品川駅」実は鉄道創業の地! なぜ品川区にないの?

「有楽町」の名は、織田信長の弟・有楽斎に由来している?

「秋葉原」は火除けの神”秋葉権現”の名にちなんでいた!



本書は、江戸文化歴史研究家・小林明が、

日本で最も知名度の高い鉄道路線「山手線」全30駅の背後に眠る歴史・地名・土地の記憶を、丁寧に掘り起こした一冊です。

各駅の由来を解き明かすことで、現代東京の“地形と地名の謎”がつながっていく。

歴史好きはもちろん、地図好き・鉄道ファン・東京を歩くすべての人へ。



※開業当初の駅舎や古地図なども多数収録

※ビジュアルブックとしても楽しめます!
目次
<CONTENTS>

はじめに

山手線の遍歴

東京・皇居の正面に立つレンガ造りの駅舎は貴重な文化遺産

神田・伊勢神宮の領田「神の田んぼ」に由来

秋葉原・「火除の神」秋葉権現が駅名の起源

御徒町・江戸時代の下級武士の役職が駅名となった珍しいケース

上野・江戸の鬼門封じ寛永寺のお膝元、山の手と下町の境に立つ巨大ターミナル

鶯谷・都から連れてきた鶯が美しいさえずりを響かせたという伝説の地

日暮里と西日暮里・風情あふれる「日暮らしの里」は「新堀(新しい堀)」が起源か?

田端・山の手と下町の境界に位置する「端」の駅

駒込・「駒」はヤマトタケルが目にした馬という伝承も

巣鴨・徳川慶喜は鉄道建設の騒音に耐えかねて逃げ出した

大塚・大塚の「塚」は古墳か、櫓か、一里塚か?

池袋・ホテルメトロポリタンあたりにあった農業用水の水源「丸池」が駅名の由来

高田馬場・駅名の由来となった弓馬の訓練場は江戸名所の1つだった

新大久保・新宿に近い多国籍タウンの最寄駅名は「窪んだ地」

新宿・「新しい宿場町」が駅名の由来となった乗客数1位の駅

代々木・「代々伝わる木」を起源とする地名が戦国時代からあった?

原宿・「宿場」を示す古くからの地名が地図から消え、駅名にだけ残った

渋谷・畑作地帯だった「渋谷村」、さらにさかのぼれば「塩谷の里」

恵比寿・「ビール」の商品名に由来する全国でも珍しい駅名

目白と目黒・ともに江戸を護るお不動さんにちなむ不思議なつながりを持つ駅

五反田・「五反」=70メートル四方の土地が駅名となった?

大崎・「多くの谷」が入り込むところから「谷→崎」に転じた説が有力

品川・新橋よりも先に仮開業した鉄道発祥の駅

高輪ゲートウェイ・賛否を呼んだカタカナ駅名は江戸時代に築かれた「門」

田町・「田」ばかりの農村が東海道の発展とともに「町」へ

浜松町・家康にゆかり深い「浜松」の地名を冠し徳川幕府の歴史が盛りだくさん

新橋・江戸時代初期に架けられた「新しい橋」はどこにあったのか

有楽町・駅名が織田信長の弟・有楽斎に由来する説は眉唾

おわりに

主要参考文献
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