本書は、RFIDでシステム設計および構築を行う開発担当者、SE、プログラマ、RFIDを実際に使うユーザを対象に、グローバル標準でシステムを構築するために何が必要かを解説しています。
大きく4つの部分で構成され、第1編は、RFIDの基本的な使い方、および具体的な活用例や将来像を紹介しています。第2編は、RFIDで使用される標準コードの考え方や、RFIDタグ・リーダの基礎的な動作原理といった、RFIDシステムを構築するうえで知っておくべき基礎知識を紹介しています。第3編は、RFIDを設計・導入する際の注意点や、設計の具体的なステップについて説明しています。そして第4編では、ソフトウェアを開発する際の大まかな手順を示し、簡単なプログラム例を紹介することで、各社で使われるRFIDコマンドがどのように異なっているかなどを説明しています。