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天佑神助

天佑神助

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商品説明
ドバイ・ロンドン・パリ・ミュンヘン紀行
熱中症に罹りパリ病院に3日間入院する婿
マレーシア航空MH17便のウクライナ上空での撃墜事件
運命の悪戯は今日も起きる?

本書は最近著作の四篇に処女作「太陽の翳り」を加えた中短篇五篇から成る作品集です。
「太陽の翳り」は名古屋市役所勤務時代、職員組合同人誌『とけいだい』117号(1963.5.15)に掲載されたものです。当時はガリ版刷りの同人誌でしたが、小説という名の付くものを初めて出版し、心をときめかせた記憶があります。今読み返してみてもそれ程出来の悪いものではなかったと思います。他の作品とのスタイル上の一貫性のため、若干手を加えました。新規採用女子職員の明るいが翳のある三十男への愛の推移をテーマにしています。
「虚構の家」では小学生の家庭教師を務める大学生が夏休みに海の家に招待され、奥方の道ならぬ恋を垣間見ます。相手は夫の部下で、夫自らが取り持っている様子に吃驚させられます。
「今日は、マリアちゃん」は飼い犬が死後の世界から飼い主に挨拶に来る話。飼い犬のキャンディーは存命中での喜びや悲しみを回顧し、黄泉の国では誰もいじめはしないが、褒めてもくれない退屈なところだと訴えます。
「天佑神助」は2014年に高齢者夫婦が娘一家と六人でドバイ・ロンドン・パリ・ミュンヘンへと旅行した折の紀行文です。旅日記を経糸に、それまでの人生体験を緯糸に物語が織り成されます。人生の苦悩と神の加護が随所に窺われます。旅行中、婿が熱中症に罹りパリ病院に三日間入院するという危機が生じたり、ミュンヘン出発の直前ウクライナ上空でマレーシア航空MH17便が撃墜され、自分たちの搭乗機は大丈夫なのかという恐怖に戦おののいたりします。
「永久の黄昏」ではそろそろ終活を始めねばなるまいと考えていた後期高齢者が婿からクローン病の告白をされ衝撃を受けます。若も し婿が夭逝した場合、自分は孫息子二人の父親代わりをせねばならない……。
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