★作品社公式noteで「イントロダクション」公開中→「奪われた集中力 試し読み」で検索!
続々重版、1万部突破!!
●現代人の悩みに深く広く応える好著。(…)沢山のヒントが、本書にはある。――茂木健一郎氏(『日経新聞』2025年7月12日)
●「注意」というコモンズの再生へ向けた、市民の道具箱。――読書猿氏(『独学大全』著者)
●私たちがなぜ物事を考えなくなっちゃったかを考える本。――武田砂鉄氏(ライター)
●集中力を失い、スマホの画面上をさまよい続ける私たちの人生に北極星を指し示す、とてつもない本。――三砂慶明氏(「読書室」主宰)
●集中できないのはあなたのせいじゃない。どうかこの事実を知ってほしい。奪われたあなたの集中力を取り戻すために。――飯田光平氏(「積読チャンネル」/バリューブックス)
■今もっとも注目を集めるジャーナリストの一人、ヨハン・ハリの邦訳最新作
「薬物と依存症」「うつ病と不安症」に続き、現代最大の「文明病」に挑む
■世界100万部、隣国韓国で35万部の大ベストセラー
豊かな時間を取り戻したい、すべての人の必読書
以前に比べて仕事も読書も集中できない。
でも、スマホは片時も手放せない。
――なぜ、こんなことになってしまったのか?
現代人全員が、何かしら頭を悩ませている「集中力の喪失」はなぜ生じているのか?
世界各地の専門家や研究者250人以上に取材し明らかになったのは、私たちの集中力はただ失われたのではなく「奪われ」ていること、そして必要なのは個人的な努力にとどまらず、社会全体で「取り戻す」取り組みであるということだった。
仕事ではマルチタスクに追い立てられ、休日はSNSとショート動画に費やしてしまう、だけど本当はじっくり集中して、豊かな人生を取り戻したい、すべての人の必読書。
■社会全体の注意力が危機にさらされていることについて、ヨハン以上に深く、包括的に考えている人をほかに知らない。……本書を手に取り、腰を落ち着けて、集中して読んでほしい。 ――ナオミ・クライン(『ショック・ドクトリン』著者)
『ニューヨーク・タイムズ』ベストセラー、『フィナンシャル・タイムズ』『ニューヨーク・ポスト』ほか各紙の「ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー」に選出!
********
【目次】
イントロダクション メンフィスを歩く
第1章 原因1――速度、スイッチング、フィルタリングの増加
第2章 原因2――フロー状態のマヒ
第3章 原因3――身体的・精神的疲労の増加
第4章 原因4――持続的な読書の崩壊
第5章 原因5――マインド・ワンダ…