今こそ、健康的な海(l’Ocean) を守るために
世界を駆け巡る、科学探査船タラ号
アニエス・ベーによる共同プロジェクトの軌跡。
18世紀と19世紀の偉大な探検家たちのように海を探求しようと世界の海を進むタラ号。乗船人数は毎回14人から16人。プロの船員と科学者、研究者、エンジニア、技術者、そしてアーティストとジャーナリストだ。これまで、マサチューセッツ工科大学、NASAなどの国際的なトップレベルの研究機関や組織と共同で探査プロジェクトを行い、50万km以上の海を探索してきた。
その結果、海の中にいる原生生物の微細藻類を10万種以上発見し1億5000万近くの遺伝子を解明したり、ヨーロッパの河川におけるプラスチックゴミの量を把握したり、まだ知られていなかった海の生態系や環境問題における現状を少しずつ明らかにしている。
本書では、タラ号での20年に渡る航海の記録とそこで生まれた成果を振り返る。
情熱的な活動、そして地球がいまだ秘めている自然の美しさとその重要性、その役割を伝える一冊。