本当にあった衝撃のミステリー
歴史に翻弄された
麗しき犠牲者たち
火あぶり
「魔女」にされた聖少女
ジャンヌ・ダルク
四股脱臼の拷問
ローマの暴君
皇帝ネロ
八つ裂き女装の変態皇帝
ヘリオガバルス
ギロチン
純情な女テロリスト
シャルロット・コルデー
水責め
色欲にまみれた毒殺魔
マリード・ブランヴィリエ
斬首
晒し首にされた悲運の王妃
アン・ブーリン
etc.....
処刑台に消えていった命。
そのドラマの向こうになんと多彩な人生があることだろう。
処刑台でのひとこまは、
いわばその人が生きてきたドラマチックな『人生』そのものではないだろうか。
しかし、そのドラマを決して他人事と考えてはならない。
それを創りだしたのは、私たちひとりひとりの人間の奥深くにひそく狂気なのだから……。
---処刑台から見た世界史 桐生操(あんず堂刊)まえがきより抜粋---