飯塚事件は、足利事件と同時期に同じ科警研によって行われた DNA鑑定が問題となった。鑑定の誤りが明らかになった足利事件は再審無罪となったが、無実を訴えていた久間三千年さんは死刑執行された。本書は、有罪の柱になった1.血液鑑定、2.DNA鑑定、3.目撃証言、4.繊維鑑定について、その誤りを指摘し、一日も早い再審決定を求める。
プロローグ 飯塚事件のあらまし
第1章 飯塚事件・再審請求審の特徴と求められる審理のあり方
第2章 DNA鑑定 4つの鑑定データを精査する
第3章 血液型鑑定 真犯人の血液型は何か
第4章 目撃証言その1 警察官に誘導された供述
第5章 目撃証言その2 科学的に不可解なカーブの目撃
第6章 繊維・染料鑑定 情状証拠としての価値はない