戦国末期の石見国は毛利氏の勢力下にあった。毛利氏が関ケ原の戦いに敗れ、石見国は徳川幕府の直轄領となったが、大坂の陣で豊臣氏が滅んだ後、古田氏が石見国に入国。浜田の亀山(鴨山)に築城し、慶応2(1866)年に松平右近将監(うこんしょうげん)家が第2次幕長戦争で自焼退城するまでの247年間の藩史を刻んだ。
浜田藩開府400年(2019年)を前に、山陰中央新報で浜田藩の栄枯盛衰をシリーズで連載した「浜田藩ものがたり」「続・浜田藩ものがたり」の計53回分と、新たに「茶の湯の文化と浜田城の椿」を加えて書籍化した。