関西圏の大学で初めてのアイヌ語講座が本になりました!
神戸女学院大学のプロジェクト科目「先住民族アイヌを学ぶ」で、アイヌとアイヌ文化についてのフィールドワークを通した学びは、いよいよアイヌ語の学びへと進化しました。国文学者の藤井貞和氏はアイヌ語について「もし日本国憲法に公用語の規程があるなら、第二公用語か準公用語かという認定になろう、その文化をきちんと講義する講座や、言語的プログラムの整備こそが先決事項だと思う」と述べています。北原モコットゥナㇱ氏(北海道大学アイヌ・先住民研究センター)の講演「アイヌ文化と人をつなぐ~進化形アイヌ文化事業」も収録。
漫画『ゴールデンカムイ』のアイヌ語監修・「100分de名著『アイヌ神謡集』」の中川裕氏推薦!
「アイヌは日本の先住民族である。西日本の大学を新しい拠点として、アイヌ語教育の意義と、アイヌを取り巻く社会的状況改善への提言を、現代に生きるアイヌ自身が発信する。日本人全員が考えていくべき問題として」