• 発売日:2010/09/01
  • 出版社:有隣堂
  • ISBN:9784896602081

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貝が語る縄文海進 南関東、+2℃の世界

貝が語る縄文海進 南関東、+2℃の世界

通常価格 1,430 円(税込)
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  • 発売日:2010/09/01
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  • ISBN:9784896602081
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商品説明
約1万年前、地球規模の温暖化に伴って、海水が陸地の奥深く浸入する縄文海進が始まった。房総半島南端の館山湾にはサンゴ礁が形成され、鎌倉の鶴岡八幡宮や大仏境内は波打ち際だった。6000年前には、現在より2~3m高い位置まで海が広がり、複雑な海岸線をもつ入江には多種多様の貝が生息し、台地上には多くの貝塚がつくられた。
本書は、当時の海に生息していた貝の化石と貝塚の貝をもとに、海流や海水温の変化を明らかにし、相模湾・東京湾沿岸の縄文時代の海岸線や古環境を復元する。
新資料から判明した対馬海流の動きを増補した。
目次
はじめに
Ⅰ 貝からのメッセージ
Ⅱ 相模湾沿岸の海岸線の変遷
Ⅲ 東京湾沿岸の海岸線の変遷
Ⅳ 房総半島南端–サンゴ礁が発達する暖かな縄文の海
Ⅴ 南関東における海進最盛期以後の地殻変動
Ⅵ 伊勢湾知多半島で明らかになった縄文海進の記録
Ⅶ 温暖種からみた日本列島沿岸の環境の変化
Ⅷ 日本列島で明らかになった温暖種の消長
Ⅸ ハワイ諸島カウアイ島における完新世の高海面の発見
あとがき
図版出典リスト・主要参考文献
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