はじめに
百鬼夜行とは
第一章 和歌
『新古今和歌集』『玉葉和歌集』『風雅和歌集』『山家集』『金槐和歌集』『明日香井和歌集』『夫木和歌抄』『拾玉集』
(コラム)鬼のような悪筆
第二章 歌論
『俊頼髄脳』『古来風躰抄』『詠歌大概』『為兼卿和歌抄』
(コラム)角隠し
第三章 連歌
『水無瀬三吟百韻』『新撰菟玖波集』『新撰犬筑波集』『守武千句』
(コラム)「餓鬼となりては食にうへ」――法語
第四章 歌謡
『梁塵秘抄』『閑吟集』
(コラム)見目麗しき鬼、酒呑童子(1)
第五章 随筆
『徒然草』
(コラム)病は鬼から
第六章 歴史物語・史論書
『水鏡』『愚管抄』
(コラム)見目麗しき鬼、酒呑童子(2)
第七章 日記文学
『建礼門院右京大夫集』『とはずがたり』
(コラム)接頭語としての「鬼」
第八章 軍記物語
『平家物語』
(コラム)『伊勢物語』の鬼
第九章 中世王朝物語
『松浦宮物語』
(コラム)中国の鬼
第十章 説話
『宇治拾遺物語』『閑居友』
(コラム)女と嫉妬と鬼
第十一章 御伽草子
『一寸法師』
(コラム)鬼と祭り
第十二章 評論
『無名草子』
(コラム)鬼おにマスク
第十三章 謡曲
『野守』『風姿花伝』
(コラム)天草本『平家物語』のQicai ga xima
第十四章 狂言
『鬼のぬけがら』『鬼瓦』『節分』
(コラム)桃の木に縛られた鬼――五山文学
中世文学関連略年表
鬼鬼マップ
鬼と双六で勝負!?
担当者一覧
あとがき