文字を軸にしたグラフィック制作を中心に幅広く活躍する三重野龍の、10年余りにわたる活動の軌跡を収めた初の作品集を刊行します。
500ページを超える本書では、融通無碍な作風で知られる三重野のグラフィック作品を、「感触の設計」「書体の脱構築」「たゆたう静止画」「五感 to 語感」「意味の調律」という5つのテーマに分類。触覚や時間の経過、抽象と具象の交錯といった観点から、三重野のデザインへの思考や向き合い方を深く分析します。
さらに巻末には、文字やタイポグラフィを基軸とした活動を行う大原大次郎氏と、本書のデザインを担当した一ノ瀬雄太を交えた鼎談を収録。三重野の芯にある行動、思考、感得の様式について対話形式で掘り下げています。