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【オンデマンドブック】続 華厳という見方

【オンデマンドブック】続 華厳という見方

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商品説明
あらゆるものが重々無尽につながっている。
――いま世界が注目すべき『華厳経』の考え方を芥川賞作家がやさしく語る。

好評を博した『華厳という見方』の続編である本書は、『華厳経』の中でも重要な2つの章――菩薩の十の精神的ステージを説く「十地品」、善財童子の修行遍歴を描く「入法界品」に焦点を当てつつ、菩提達磨や白隠禅師の教えを通して、華厳と禅の関わりについても語る。

また『華厳経』の重要な主題である「重々無尽の縁起」をイメージしてもらうために、一つの生き物のような鳥や魚の群れ、虫と共に不思議な進化を遂げた蘭、分化する細胞同士のコミュニケーションなど生物の世界について語り、さらには「目的意識」に覆われた社会を批判する國分功一郎氏の所説を参照しながら、「西洋型の縁起」の入り口としてセレンディピティについて語る。

様々な喩えで「華厳の世界観」を示そうとした前著の問題意識を引き継ぎつつも、本書はより日常の生き方や修行のあり方に踏み込んだ内容になっている。

・これまでのステージからの根本的転換となる「十地品」第七の境地「遠行地」。そこで説かれる作為もなく努力もない「無効用(むくゆう)」とは。
・「他力」と「自力」の両巨頭とされる親鸞聖人と道元禅師に共通する境地とは。
・霊能者に自分の未来を見透かされてしまうのはなぜか。彼らは果たして未来を見ているのか。
・今の行為を常に目的にいたる「手段」と捉える我々の煩悩を熟知した、白隠禅師の「因果一如」とは。
・「入法界品」の主人公・善財童子は、なぜ行く先もわからない旅に出なければならず、どんな師匠からも必ず何かを学ばなければならないのか。
・禅を伝えにきた達磨が洞窟にこもったまま、布教をしようともしなかったのはなぜか。『二入四行論』などに見られる「究極の平和的な態度」とは。

人との繋がりを見失い、「目的意識」ばかり蔓延する社会を越え、「華厳」の教えによる平和なあり方を探求した講演録。
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