日本の製造業の喫緊の課題である、DXへの取り組み。
業界トップランナー企業の担当責任者にインタビューを敢行し、その現場をレポート。
最先端&趣向を凝らした多種多様な製造業9社のDX戦略から、自社にあったDXを模索するための実践的な指南書です。
日本の製造業はIT部門において世界に後れをとっており、DX推進は喫緊の課題ですが思うように進んでいないのが実状です。
長い年月をかけて各社ごとに最適化されてきた設備やシステムのため、簡単には変えられないことも多く、
少子高齢化、設備の老朽化、人件費の高騰、不安定なサプライチェーンなど、製造業は様々な問題に直面しています。
DXに関する本は多数出版されてはいるものの、1つの方法が自社に合うとは限らず、社風や文化、方針の違いもあります。
だからこそ参考になるのは、DXに対する体系的な知識ではなく、現場にあったDXに成功した日本の製造業の事例です。
本書では、素材、自動車、製造機械、ハイテク部品など多様な製造業のDX責任者との対談を掲載しています。
失敗談を含めたリアルかつ詳細な事例を知ることで、事業者の規模に関係なく様々な事例の中から、
自社に合うDXのヒントを見つけていただければ幸いです。
■本書で紹介しているDX事例
旭化成、三菱自動車工業、堀場製作所、IHI、日本ペイントグループ、荏原製作所、トクヤマ、太陽ホールディングス、キッツ
DX推進を成功に導いた秘訣とは何か、デジタル部門の責任者の声だけでなく現場担当者にも取材しているため
経営と現場がどのような形でDXを進めてきたかがわかります。
■9つの異なる視点からDXを解説
教育から始めるDX、基幹システムの刷新から始めるDX、テクノロジーによるDX、海外の動向を見極めたDX、経営戦略としてのDX など
■「DX TODAY」とは、製造業のDX推進に有益な情報を顧客に提供するため、横河デジタル株式会社が作成・配布している季刊誌です(非売品)。
横河デジタルの鹿子木社長と製造業各社のDX責任者による対談、DXを推進している現場への取材のページなどで構成しています。