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2025-10-14

東野圭吾、どれから読む?初心者必読&映画原作などおすすめ小説を紹介【2025年最新版】

日本を代表する人気作家・東野圭吾。その幅広い作風で、多くのベストセラーを生み出してきましたが、「作品が多すぎて、どれから読めばいいかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、初心者におすすめの作品から、シリーズ作品や映像化した作品、最新作までを一挙紹介。
丸善ジュンク堂書店のスタッフのセレクトとともに、きっとあなたにぴったりの1冊が見つかります。

  • 東野圭吾を読むなら?その魅力とおすすめ理由
  • 初めて読むならこれ!東野圭吾おすすめ小説ランキング
  • 一度は読んでほしい、東野圭吾の代表作とシリーズ
  • 映画・ドラマ原作で知った人におすすめの東野圭吾作品
  • 東野圭吾の新作や最新刊の情報
  • まとめ|あなたの「最初の1冊」を丸善ジュンク堂書店で

東野圭吾を読むなら?その魅力とおすすめ理由

映像化作品の多さでも知られる東野圭吾。
『容疑者Xの献身』『白夜行』『流星の絆』『マスカレード・ホテル』など、映画やドラマで知ったタイトルがある方も多いのではないでしょうか。
原作小説を読むと、映像では描ききれない細やかな心理描写や伏線の妙に触れることができます。科学トリックの知的さ、人間模様を描いた社会派ドラマ、心温まる感動作まで幅広い作風がそろっているのも東野作品の魅力。

初めて読むならこれ!東野圭吾おすすめ小説ランキング

数ある作品のなかから「まず最初に読むならこれ!」という5冊を、丸善ジュンク堂書店のスタッフがセレクトしました。泣ける感動作から映像化で話題になった人気作まで、どれも初心者にとって入り口にしやすい名作です。

まず最初に手に取りたい名作

東野圭吾を初めて読む方にぴったりの3冊を紹介します。ストーリーの力強さと読みやすさを兼ね備え、どれから読んでも間違いのない名作です。

容疑者Xの献身

    東野 圭吾

 / 

文藝春秋

¥858

天才数学者・石神と、大学時代の友人である物理学者・湯川学。二人の知性と友情が、ひとつの殺人事件をめぐって静かに、しかし激しくぶつかり合います。完全犯罪をめぐる緻密な頭脳戦と、切なさを秘めた人間ドラマが見事に融合した不朽の名作。映画では描ききれない、原作ならではの心理描写の深みを味わってください。

こんな人におすすめ
・映画『容疑者Xの献身』を観た人
・初めて東野圭吾作品を読む人

プラチナデータ

    東野 圭吾

 / 

幻冬舎

¥957

DNA捜査システムが犯罪者を特定する近未来社会を舞台にした、スリリングなサスペンス。テンポの良さとSF要素が加わり、エンタメとしても抜群の読み応え。2013年には映画化もされ、幅広い世代に人気を集めました。

こんな人におすすめ
・映画『プラチナデータ』を観た人
・SF要素のあるミステリーを読みたい人

手紙

    東野 圭吾

 / 

文藝春秋

¥847

強盗殺人を犯した兄を持つ弟・直貴が、世間の偏見にさらされながらも懸命に生きる姿を描いた感動作。加害者家族という立場から、人が背負う罪と赦しを真正面から問いかける社会派ドラマです。犯罪被害者・加害者双方の視点を越えて、人間のつながりとは何かを静かに考えさせられる1冊。

こんな人におすすめ
・犯罪加害者の家族という立場を描いた作品に興味がある人
・涙が止まらなくなる、心を揺さぶる物語を探している人

中高生にもおすすめできるやさしい物語

本格ミステリーの印象が強い東野作品の中で、親しみやすく爽やかに楽しめる2冊をピックアップ。中高生や読書初心者にも、安心しておすすめできる物語です。

ナミヤ雑貨店の奇蹟

    東野 圭吾

 / 

KADOKAWA

¥858

悩み相談に応える不思議な雑貨店を舞台に、時を超えた人々の交流を描くベストセラー。見事に張りめぐらされた伏線が最後にひとつへと結びつき、まるで奇跡を体験しているような感覚を味わえます。読後感の温かさも魅力です。

こんな人におすすめ
・心温まる東野作品を読みたい人
・メルヘンチックな要素のある作品を探している人

クスノキの番人

    東野 圭吾

 / 

実業之日本社

¥990

「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられる謎めいたクスノキ。ある日その番人を任された青年・玲斗は、訪れる人々の抱える想いと向き合ううちに、自身の過去と未来とも葛藤します。神秘的な設定と人間の温かさが交錯するファンタジックな物語で、心に残る余韻を届ける1冊です。
2026年にはアニメ映画化も予定されている注目作。

こんな人におすすめ
・映画公開前に原作を読んでおきたい人
・「クスノキ」シリーズを最初から読みたい人

一度は読んでほしい、東野圭吾の代表作とシリーズ

ここでは、初心者から一歩進んで読みたい人気シリーズと、単発ながら強烈な印象を残す名作を紹介します。加賀恭一郎シリーズやガリレオシリーズなど、長く愛され続ける代表作を通して、東野作品の多彩な魅力を味わってみてください。

人情味あふれる加賀恭一郎シリーズ

人の心に寄り添いながら事件を解決していく加賀刑事。下町の温かい人情と本格ミステリーの緊張感が融合したシリーズは、読後に温かな感動を残します。

新参者

    東野 圭吾

 / 

講談社

¥880

日本橋署に着任したばかりの刑事・加賀恭一郎が、街を歩きながら住人の人生に触れていく。事件を解くだけでなく、人々の悩みや心のしがらみを丁寧に描いた1冊です。温かさと切なさが同居する物語は、初心者にも入りやすいと評判。

こんな人におすすめ
・ドラマ『新参者』を観た人
・人情味のあるミステリーを読みたい人
・「加賀恭一郎」シリーズを初めて読む人

卒業

    東野 圭吾

 / 

講談社

¥759

大学生時代の加賀恭一郎が挑む、シリーズ第1作目。ゼミ仲間の女性が巻き込まれた密室事件を追う中で、加賀の洞察力と優しさがのぞく”刑事になる前の原点”が描かれます。シリーズを最初から追いたい人にぴったり。

こんな人におすすめ
・「加賀恭一郎」シリーズを1から読みたい人
・青春ミステリーを探している人

科学で謎を解くガリレオシリーズ

物理学者・湯川学が、科学の力と冷静な論理で難事件に挑む人気シリーズ。知的なトリックと鮮やかな推理が光ります。

探偵ガリレオ

    東野 圭吾

 / 

文藝春秋

¥803

湯川が科学の力で難事件に挑む人気シリーズの第1作。短編集なので読みやすく、科学とミステリーの融合を気軽に楽しめます。

こんな人におすすめ
・「ガリレオ」シリーズを読み始めたい人
・科学的なトリックを楽しみたい人

真夏の方程式

    東野 圭吾

 / 

文藝春秋

¥902

海辺の町・玻璃ヶ浦の宿で発見された死体。その謎を追う湯川学の前に、科学では解ききれない“人の想い”が立ちはだかります。美しい夏の情景の中で、少年との交流や登場人物たちの人生が交錯し、静かな感動を呼ぶ長編です。科学的なトリックと深い人間ドラマが融合した本作は、映画化もされ、多くの読者・ファンを魅了しました。

こんな人におすすめ
・『容疑者Xの献身』が好きな人
・映画『真夏の方程式』を観た人

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こんな人におすすめ

単発だからこそ際立つ傑作

シリーズに属さない長編でも、東野圭吾の魅力は存分に発揮されています。人間の心の奥を描き出す重厚な人間ドラマから、感情を強く揺さぶる作品まで、独立した物語だからこそ際立つ、作家の真骨頂を味わえる作品が揃っています。

白夜行

    東野 圭吾

 / 

集英社

¥1,430

幼少期に起きたある事件をきっかけに、運命に翻弄される男女の19年を描いた大長編。重厚な構成ながら、ページをめくる手が止まらず、読後には深い余韻が残ります。東野圭吾の代表作として必読の1冊。

こんな人におすすめ
・重厚な人間ドラマを読みたい人
・読みごたえのある長編を探している人

秘密

    東野 圭吾

 / 

文藝春秋

¥902

バス事故で妻を亡くした主人公。意識を取り戻した娘には、なぜか妻の魂が宿っていた――。ミステリーでありながら、家族小説としても深い感動を与える名作です。

こんな人におすすめ
・家族がテーマの物語を読みたい人
・複雑な人間関係を描いた小説に触れたい人

映画・ドラマ原作で知った人におすすめの東野圭吾作品

映画やドラマをきっかけに東野圭吾を知った!という方も多いのではないでしょうか?
原作小説を読むと、映像では描ききれなかった登場人物の心の揺れや、物語の奥行きを味わうことができます。ここでは、映画・ドラマを中心に話題になった原作小説をご紹介します。 原作小説を読むと、映像では描ききれなかった登場人物の心の揺れや、物語の奥行きを味わうことができます。ここでは、映画・ドラマを中心に話題になった原作小説をご紹介します。

スクリーンで輝いた物語

映画化されて大きな話題を呼んだ人気作。スクリーンで楽しんだ作品を原作で読むと、新たな発見が待っています。

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

    東野圭吾

 / 

光文社

¥990

2025年に映画化された注目作。父を殺された女性と、元マジシャンの叔父が奇抜な発想とトリックで事件に挑む物語です。マジックならではの仕掛けに、驚かされること間違いなし。

こんな人におすすめ
・マジックや仕掛けが絡むミステリーを楽しみたい人
・映画を観る前に原作を読んでおきたい人

マスカレード・ホテル

    東野 圭吾

 / 

集英社

¥1,100

一流ホテルを舞台に、刑事・新田とフロントクラーク・山岸が難事件に挑む「マスカレード」シリーズの第1作。木村拓哉さん主演で映画化し、人気を博しました。ホテルならではの緊張感と人間模様が巧みに描かれ、続編へと繋がる人気シリーズの原点です。

こんな人におすすめ
・ホテルを舞台にしたミステリーを読みたい人
・シリーズを最初から追いたい人

祈りの幕が下りる時

    東野 圭吾

 / 

講談社

¥946

加賀恭一郎シリーズ第10作目。母親の失踪理由に迫る事件を通して、加賀の過去と現在が重なり合う重要な1冊です。過去作『卒業』『赤い指』を読んでいると、さらに深みが増します。映画化もされ、多くのファンに愛されています。

こんな人におすすめ
・「加賀恭一郎」シリーズのファン
・シリーズの核心に触れたい人

ドラマから読む東野圭吾

テレビドラマをきっかけにファンになった方におすすめの原作。原作ならではの人物描写や展開の深みを楽しめます。

流星の絆

    東野 圭吾

 / 

講談社

¥1,100

幼い頃に両親を殺害された三兄妹が、時効目前に真犯人を追い詰める物語。復讐劇でありながら、兄弟の絆やの恋愛の行方が繊細に描かれ、心を強く揺さぶられます。ドラマ化され人気を集めた一作。

こんな人におすすめ
・復讐劇や家族の絆を描いた物語を読みたい人
・恋愛要素のあるミステリーを探している人

危険なビーナス

    東野 圭吾

 / 

講談社

¥990

弟の失踪をきっかけに、複雑な遺産争いと恋愛が交錯するサスペンス。弟の妻への揺れる思いと、次々に明らかになる家族の秘密が緊張感を生み出します。2020年にドラマ化され、話題になった作品。

こんな人におすすめ
・家族関係がテーマのミステリーを読みたい人
・ドラマから原作を読んでみたい人

東野圭吾の新作や最新刊の情報

東野圭吾は、常に新作を発表し続ける作家。話題作や注目のテーマを押さえておけば、作家の今をリアルタイムで楽しめます。

2025年、「マスカレード」シリーズの続編が発売

マスカレード・ライフ

    東野 圭吾

 / 

集英社

¥2,200

人気シリーズ「マスカレード」の第5作『マスカレード・ライフ』が、2025年7月30日に発売されました。本作では、かつて刑事だった新田浩介が警視庁を辞め、ホテル「コルテシア東京」の保安課長として活躍します。過去作からたびたび登場していた新田の父親も本作で本格的に描かれ、ファン必読の1冊。ホテルを舞台にした人間模様と謎解きが再び楽しめます。

こんな人におすすめ
・「マスカレード」シリーズのファン
・最新作から東野作品を読んでみたい人

これから注目のテーマと傾向は?

少年とクスノキ

    東野 圭吾

 / 

実業之日本社

¥1,980

小説のイメージが強い東野圭吾ですが、2025年5月に絵本を発売。「クスノキ」シリーズの絵本版という位置づけで、大切な人を失った少年が、クスノキの女神に「未来を見せてほしい」と願う物語。
イラストとともに描かれ、親子で楽しめる作品としても注目されています。

こんな人におすすめ
・親子で東野作品を楽しみたい人
・絵本を通して新しい東野圭吾の世界に触れたい人

まとめ|あなたの「最初の1冊」を丸善ジュンク堂書店で

東野圭吾の小説は、初心者でも手に取りやすい入門作から、シリーズで深く楽しめる長編、映画やドラマで知った物語、そして最新刊まで幅広くそろっています。どれもページをめくる手が止まらない名作ばかり。
まずはランキングで紹介した1冊から始めてみるのがおすすめです。作品の魅力に触れるうちに、シリーズや映像化原作、最新作へと自然に広がっていくはず。
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