特集は「電気機関車+(プラス)」。電気機関車は、いつの時代も鉄道模型で人気のカテゴリーです。今回は機関車の解説だけでなく、何を牽引させるか、どう楽しむかに着目しました。激変期だった1980年代のブルートレイン、懐かしの客車急行や鈍行列車、現在の貨物列車といった客車や貨車との組み合わせのほか、重連運転や海底トンネル用機関車といった特殊用途など、電気機関車モデルの楽しみや奥深さを紹介します。
第2特集「駅物語」は長野駅1997。長野冬季五輪を前に、北陸新幹線が長野まで開業(当時は長野行新幹線、長野新幹線)。一方で、それまで東京から長野に行くのに必須だった横川~軽井沢間の碓氷峠が廃止になり、特殊用途の189系、489系などを使った特急・急行が廃止されました。鉄道愛好家にとってエポックとなった碓氷峠廃止と、今や敦賀まで延びた北陸新幹線の第一歩を、模型を通じて見ていきます。
TOMYTECから新たに「鉄コレポケット」が発売されます。そこで、これまで発売されたショーティーモデルや、ショーティーモデルならではの楽しみ方を紹介する新連載がスタートします。
そのほか、「ジオラマプロジェクト~シーナリーを形に~」や「キット製作レッスン」などの工作記事をはじめ、「名車・謎車・迷車」「小型車両指南書」などのマニアックな記事まで、充実した内容でお届けします。
特別付録として、「編成の達人」で取り上げるキハ58系と「通勤電車ドアステ探見」にちなんで「キハ58系サボ&E235系横須賀線ドアステ」の特製シールが付きます。