夕食のテーブルにキャンドルを灯し、グラスに注がれたワインが優しく光を受ける。今日のために選んだ一本が、食卓の会話をさらに豊かにしてくれる。そんな「特別すぎない、でも確かに満たされる時間」が、日常に生まれていく。今号では、“神コスパ”のブルゴーニュとの出会いを通して、価格を超えた幸福感をもたらすワインの楽しみ方をご提案します。
さらに、新連載「泡、イタリアより愛をこめて」で感じるフランチャコルタの魅力、「リゾナーレ那須」で過ごすワイン旅、ハレの日に訪れたいレストランはオープンわずか3カ月でミシュランガイド東京2026で一つ星に選ばれた「maerge」、ブルゴーニュと日本のワイナリーの現地取材など、ページをめくるたびに“次に行きたい場所”や“試したい味”が見つかります。グラスの中から広がる世界に、あなたの五感が自然と開かれていくことでしょう。
あなたの暮らしに、ほんの少しの贅沢と深い味わいを添える1冊になりますように──そんな想いを込めてお届けします。