■鹿児島県警
●踏みにじられた「取材の自由」(上)
鹿児島県警が不正追及のメディアに強制捜査
長谷川綾
言論の自由を保障する憲法の下で、警察による驚くべき報道弾圧が起きた。鹿児島県警が、捜査情報などを「第三者」に「漏洩」したとして現職の巡査長と前生活安全部長を相次いで逮捕した背景に、強制性交事件の「もみ消し疑惑」と、それを報じたニュースサイト「ハンター」(福岡市)への強制捜査があったことが関係者の話でわかった。県警はハンターの家宅捜索で、前生安部長が札幌のジャーナリストに郵送した、内部告発の匿名の投書の写しを見つけ、前生安部長を割り出した。県警による元幹部らの逮捕とメディアへの強制捜査は、権力に不都合な事実を報じる「取材の自由」、その根幹をなす「取材源の秘匿」を脅かすものだ。
●鹿児島県警不祥事の内部告発者を逮捕 情報提供先メディアの家宅捜索という圧力
内部告発に反応鈍いメディア
臺宏士