• 発売日:2024/11/29
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週刊金曜日 (2024年11月5週目号) [雑誌]

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商品説明
■俳句界の巨魁・高濱虛子生誕150年

いまの俳句の源流(師系)は、ほとんど高濱虛子に行き着く。“女流俳人”が盛んになるきっかけをつくったのも虛子だった。虛子は俳句を〈極楽の文学〉と呼び、こう書いた。〈いかに窮乏の生活にいても、いかに病苦に悩んでいても、ひとたび心を花鳥風月に寄することによってその生活苦を忘れ病苦を忘れ、たとい一瞬時といえども極楽の境に心を置くことができる〉〈これによって慰安を得、心の糧を得、もって貧賤と闘い、病苦と闘う勇気を養うことができる〉(『俳句への道』。かな表記に一部変換)。俳壇に君臨した虛子が生まれて今年で150年。虛子を入り口に〈極楽の文学〉の魅力を紹介する。

●【業績】「写生」を有季定型に結晶
青木亮人

高濱虛子の最大の業績は近代俳句という器に魂を吹きこみ、有季定型で数多の声に「写生」を歌わせた点にある。その機微を概観してみよう。

●【評伝】職業としての俳句
岸本尚毅

大正昭和の俳壇に君臨した高濱虛子。俳人を職業として7人の子を養う。晩年には文化勲章を受章。その生涯はユニークな「成功物語」だった。

●私と虛子
池田澄子/稲畑廣太郎/岩田奎/奥坂まや/櫂未知子/如月真菜/斉藤志歩/野名紅里/村上鞆彦

俳句の世界は、どの師に学んだかという「師系」を重んじる。そして師系をたどると、ほとんどの俳人は虛子に行き着く。新進気鋭から中堅、ベテラン俳人が虛子への思いをつづる。(五十音順)

●【百句鑑賞】珠玉の花鳥諷詠詩を味わう
安原葉

虛子は生涯を通じ20万句を超える俳句を残したとされる。虛子から直接指導を受けた直弟子が100句を選び味わう。
目次
【特集】高濱虛子生誕150年

略年表

業績
「写生」を有季定型に結晶●青木亮人

評伝
職業としての俳句●岸本尚毅

私と虛子
池田澄子/稲畑廣太郎/岩田 奎/奥坂まや/櫂未知子/
如月真菜/斉藤志歩/野名紅里/村上鞆彦

百句鑑賞
珠玉の花鳥諷詠詩を味わう●安原 葉



東日本大震災9日後、「奇跡の生還」当事者が語る真実
「基本的には自分の失敗談」 
経過や原因を検証する必要を強調●河北詩春

「偉人」の過去の不正義にどう向き合ったか(下)●室田康子
地域・民衆ジャーナリズム賞 冠を外しただけでは再出発できない
当事者の三井絹子さんはどう考えるか 「人権を語ってきた人が私を傷つけた」

きんようアンテナ
千代田区内の街路樹伐採強行、市民ら抗議の記者会見●吉永磨美
在留資格ない子の進学、「仮放免」理由に受験拒否も●竪場勝司
実態は「墜落」? 与那国島オスプレイ事故現場の現状●西村仁美
与那国島住民が軍事要塞化進む島の現状を訴え講演行脚●平野次郎

【提携連載企画】「公害『PFOA』」 岡山・吉備中央編06
Googleマップで見つけた黒い塊「河平ダムの上流に変なものが置かれている」●Tansa中川七海

新龍中国(71)
トヨタ、日産、ホンダ……中国で凋落止まらない日系自動車メーカーの今●浦上早苗

【連載】これからどうする?希望の芸能●田中優子

連 載 尾池和夫の見る 食べる 学ぶ 第3回
日本列島の地震の特徴 日本の自然は地震と噴火と津波と


きんようカレンダー10月
ニュースチェック●先川信一郎

メディアウオッチ
国民民主党の玉木代表の「不倫」問題  
公党トップの資質を考える報道わずか 責任問う声目立つのは情報番組●臺 宏士


くらしの泉
【お金】
「壁」が働き方を支配する  手取額を取るか、将来の保障を取るか●内藤眞弓


きんようぶんか
【本】
『メランコリーで生きてみる』●武田砂鉄
『学力喪失 認知科学による回復への道筋』●高原 到
『終わらないPFOA汚染 公害温存システムのある国で』●伊田浩之
【映画】『どうすればよかったか?』●斉藤円華
【音楽】『プラチナムベスト 松原みき』●藤田 正
【舞台】中野坂上デーモンズ『かみ』●藤原央登
【TVドキュメンタリー】●ワタナベ=アキラ

風速計 「自民一強」時代の終わりの始まり●宇都宮健児

それでもそれでもそれでも(613)●齋藤陽道

さらん日記

12月の原発裁判●脱原発弁護団全国連絡会

政治時評●阿部 岳

経済私考●後藤逸郎

はまぐりのねごと(168)●中山千夏

なまくらのれん(255)●小室 等

写日記(255)●松元ヒロ

櫂未知子の金曜俳句(176)

半田滋の新・安全保障論(101)

読者会から

きんようびのはらっぱで(情報欄)

金曜日から

言葉の広場
最大の危機から今こそ反転攻勢だ!
創刊31周年の経営努力はスゴイ
『週刊金曜日』をこの先も
立憲を応援してよかったのか?
能登の日常が戻りますように
能登とバレンシア
表紙をめくる感動
劇団フィータルが紡ぐ希望
金曜川柳
イラストレーション
論考 障害者雇用の改革を

今週の表紙
昭和27(1952)年3月30日、赤星水竹居十年忌俳句会での虛子。当時78歳。虛子は、〈渇望に堪へない句は(略)ボーツとした句、ヌーツとした句、ふぬけた句、まぬけた句〉(『ホトトギス』1903年10月)と書いている。(虛子記念文学館所蔵)
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