特集は「A-10という伝説」。
戦後の米ソ冷戦の枠組みのなかで、米空軍の攻撃機A-10サンダーボルトIIは誕生した。近接航空支援(CAS)専用機という役回りから、対地上戦を念頭に置いた火器を備え、頑強に設計されたユニークなフォルムと、従事したさまざまな作戦成果から聞こえてくるエピソードは、多くのファンを虜にしてきた。
退役が取り沙汰されては立ち消えるのを繰り返し、2025年6月にはついに韓国オサン基地から撤退。半世紀にわたり、愛されてきた「エーテン」が、本当のラストスパートに入った。
軍用機ファンには有数の人気機種をJウイング視点で分析します。
晩秋のミリタリー関連イベントからは、東京2025デフリンピック(ブルーインパルス登場)や明野駐屯地、築城基地、百里基地、新田原基地(F-35Bが航空祭初登場)、ドバイよりレポートを展開します。
注目の百里救難隊60周年特別塗装機は、単独レポートをお届け。
さらに特別付録は、恒例の「自衛隊現用機種シリアルナンバー手帳 2026」。現用機体番号はもちろん、展示や教育目的で使われる用途廃止機情報も最新版に更新。マニア活動に便利な情報をまとめたJウイングオリジナル手帳です。