• 発売日:2009/05/26
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000283229

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ヒューマニティーズ 歴史学

ヒューマニティーズ 歴史学

通常価格 1,540 円(税込)
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  • 発売日:2009/05/26
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商品説明
歴史学
目次
はじめに──余は如何にしてメディア史家になりしか

一、歴史学ゼミナールの誕生──歴史学はどのように生れたのか
 教訓的歴史から歴史研究へ/大学の歴史学/フンボルト理念と歴史学ゼミナール/史料実証主義と情報リテラシー/言語論的転回とカルチュラル・スタディーズ/ランケの「国民史=世界史」/複製技術時代の文化史/メディア史の理念型

二、接眼レンズを替えて見る──歴史学を学ぶ意味とは何か
 社会史が輝いていた頃/世界システムとメディア史/あなたは大衆ですか?──歴史を見る立ち位置/接眼レンズ㈠「宣伝」──社会主義宣伝としての「ナチ宣伝」/接眼レンズ㈡「公共性」──歴史家論争とファシスト的公共性/ベルリンの壁崩壊と街頭公共性/接眼レンズ㈢「国民化」──「大衆の国民化」の射程/ナショナリズムは国民主義である/ 「ナショナリズム」の現代化

三、歴史学の公共性──歴史学は社会の役に立つのか
 趣味の歴史と大衆の趣味/国民大衆雑誌の公共性/戦時出版バブルの「発見」/言論弾圧という記憶の再審/ 「鈴木庫三日記」を読む/終戦記念日、「記憶の五五年体制」への挑戦/八月一五日に終わった戦争?/ 「記憶の五五年体制」と終戦記念日の成立/歴史の共有は可能か?──対話可能な歴史へ

四、メディア史が抱え込む未来──歴史学の未来はどうなるのか
 メディア史の発展段階論/進歩史観と情報様式/メディア史の可能性/広告媒体の動員体制/マス・コミュニケーションはプロパガンダ/ 「世論の輿論化」の未来へ

五、歴史学を学ぶために何を読むべきか
  「読む歴史」のために/ 「書く歴史」のために

おわりに──「ため息の歴史家」になりたい
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