• 発売日:2025/12/18
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784000617222

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本当のことを言おうか 3

本当のことを言おうか 3

通常価格 2,640 円(税込)
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商品説明
第三巻の対話者は、木島始、R・パルバース、大岡信、高橋源一郎、吉本隆明、佐野洋子、和合亮一、伊藤比呂美の八名。「ひらがなによる詩作は高級である」「詩の翻訳は可能か」「意味以前のことば」「はじめから詩を自己表現として書いていなかった」など、詩をめぐる根本問題を熱く語り合う、精選対話最終巻。(解説=小池昌代)
目次
Ⅰ――対話

日本語のひびきにみみをすます(木島始と)………(一九八二年)
 『みみをすます』のこと
 人間本来の声に
 こけおどしの漢語
 第四の表記、ローマ字・数字
 女とひらがなは同根
 漢字をひらがなに「翻訳」する
 辞書の定義と翻訳のことば
 こちらの「英霊」あちらの「英霊」
 話し言葉と書き言葉の裂け目

自己表現という呪縛から自由でありたい(ロジャー・パルバースと)………(一九八二年)
 自然を征服しつづける国
 言葉のインフレーション
 日本語とナンセンス
 詩の翻訳は可能か
 職業事典にない詩人
 詩の社会性
 エロティシズム
 戯曲と詩

どんな詩を読んできたか どんな詩を読んだらよいか(大岡信と)………(一九八三年四月)
 読み始めたころ
 外国の詩、日本の詩
 詩以外のものを
 情報の多すぎる現代
 詩への通り路

ことば・日本語・詩(ふたたび大岡信と)………(一九八三年九月)
 日本語のリズム
 批評性と個の確立
 「マチネ・ポエティク」
 話しことばの文体
 詩の朗読

バカみたいなものを書きたい(高橋源一郎と)………(一九八四年)
 俳句ではない短詩型
 “だからどうだ”の向こう側へ
 言葉が流れていく
 ニヒリストになったらおしまい
 バカみたいなものを書きたい
 チャンネルはいくつ?
 作品として認定できるライン

ぼくらが愛してゆくこと詩をかくこと(吉本隆明と)………(一九八六年)
 下町・山の手
 老いる
 「一夫一婦制」は壊れてゆくだろう
 「死」の問題の解けるとき
 『記号の森の伝説歌』
 『二十億光年の孤独』
 読者に期待する 読者に絶望する
 現代詩に欠けているもの

子供時代・絵本・恋愛(佐野洋子と)………(一九九一年四月)
 子供時代を振り返って
 物語絵本と認識絵本
 子供との関係
 恋愛

音の力 オノマトペの力(和合亮一と)………(二〇〇八年)
 意味以前のことば
 近代詩とオノマトペ
 谷川俊太郎のオノマトペ
 ことばと音
 眼と耳
 粒子、波動、そして自然へ

詩とことば──詩にメッセージは必要か(伊藤比呂美と)………(二〇二一――二二年)
 エゴとセルフはどう違う?
 詩はジェンダーを超えるのか?
 よい戦争詩、ダメな戦争詩
 ことばを信用していない
 年寄りのことばで、子どものフリをする

Ⅱ――エッセイ

「手帖」より(1)(2)(4)(7)………(一九五五年三――一一月)

リズムについての断片………(一九五六年六月)

いわゆる詩の朗読について………(一九五七年一月)

歌うということ………(一九五七年一〇月)



虹の詩学 小池昌代

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