• 発売日:2024/02/17
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784003840030

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日本中世の非農業民と天皇 (上)

日本中世の非農業民と天皇 (上)

通常価格 1,650 円(税込)
通常価格 セール価格 1,650 円(税込)
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  • 発売日:2024/02/17
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784003840030
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商品説明
天皇と結びつくことで諸国の自由通行権などの特権を享受し、山野河海という境界領域に生きた中世の「職人」の姿を通じて、天皇制の本質と根深さを問うた代表的著作。供御人に関する史料の再検討から「大地と海原」への天皇の支配権とその淵源にある「本源的権利」に迫る第一部は、論文発表時から学界に衝撃を与えた。
目次
 凡 例

 まえがき

序 章
 Ⅰ 津田左右吉と石母田正
 Ⅱ 戦後の中世天皇制論
 Ⅲ 非農業民について

第一部 非農業民と天皇

 第一章 天皇の支配権と供御人・作手
  序
  一 中村直勝の所説をめぐって
  二 蔵人所発給文書について
  三 各種の供御人・作手について
  四 供御人の特質
  五 天皇支配権と供御人
  結

 第二章 中世文書に現われる「古代」の天皇──供御人関係文書を中心に
  序
  一 南北朝期以前について
  二 天皇の伝説化と文書の偽作
  結

 第三章 中世前期の「散所」と給免田──召次・雑色・駕輿丁を中心に
  序
  一 散所召次について
  二 散所雑色について
  三 駕輿丁について
  四 その他の「散所」について
  五 給免田制について
  結

 付論1 「惣官」について
 付論2 蔵人所斤について
 付論3 脇田晴子の所論について

第二部 海民と鵜飼──非農業民の存在形態(上)

 第一章 海民の諸身分とその様相
  序
  一 中世海民の諸身分について
  二 浪人的海民
  三 職人的海民
  四 下人・所従的海民
  五 平民的海民
  結

 第二章 若狭の海民
  一 「浦」の成立
  二 漁場の成立

 校 注
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