• 発売日:2024/08/16
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784003860427

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過去と思索 第三分冊

過去と思索 第三分冊

金子 幸彦 (翻訳)
長縄 光男 (翻訳)
通常価格 1,507 円(税込)
通常価格 セール価格 1,507 円(税込)
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  • 発売日:2024/08/16
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784003860427
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商品説明
ニコライ一世治下のロシアはその帝政史上、言論統制の最も厳しい時代だったが、皮肉にも、思想の世界には稀に見る豊穣な果実をもたらした。「西欧主義」と「スラヴ主義」という二大潮流が生まれたのである。流刑先から戻ったゲルツェンは、両者の間で繰り広げられた激しい論争で、主役の一人であった。(全七冊)
目次
 凡 例
 ゲルツェン関係地図
 モスクワ要図
 ゲルツェン家系図

第四部 モスクワ、ペテルブルク、ノヴゴロド(承前) (一八四〇-一八四七)
 第二十六章 ペテルブルク
  警告
  度重なる取り調べ
  オリガ・アレクサーンドロヴナ・ジェレプツォーワ
  二度目の流刑
 第二十七章 ノヴゴロド
  ノヴゴロド県庁
  分離派教徒とパーヴェル帝
  地主の権力濫用
  アラクチェーエフの屯田兵制度
 第二十八章 村の出来事
  悩み
  ポクローフスコエ村
  マトヴェイの死
  司祭イオアン
 第二十九章 われわれの仲間
  Ⅰ 青春の最後の日々
   モスクワのグループ
   食卓での会話
   西欧派ボトキン、レトキン、クリューコフ、コルシ
   ガラーホフ
  Ⅱ 友の墓のかたえで
 第三十章 反対者たち
  Ⅰ 〈敵なる友〉たち
   スラヴ派と汎スラヴ主義
   ピョートル・ヤーコヴレヴィチ・チャアダーエフ
  Ⅱ 対陣
   モスクワの文学サロン
   アレクセイ・ホミャコーフ
   キレーエフスキー兄弟
   コンスタンチン・アクサーコフ
   《モスクワ人》誌
 第三十一章 父の死
  父の死
  遺産の分配
  二人の従兄
 第三十二章 われわれのグループの分裂
  ソコローヴォへの最後の旅
  〈彼方へ! 彼方へ!〉
 第三十三章 旅立ちの準備
  侍僕の役をする地区警察署長
  警視総監ココーシキン
  秩序の中の無秩序
  出国
 ニコライ・ケッチェル(一八四二-一八四七)
  エピローグ
 一八四四年のエピソード

 訳 注
 訳者解説3
 略年譜3
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