まえがき──危機の中の民主主義
第1章 民主党政権の軌跡
1 鳩山政権──高揚感と幻滅
2 菅政権──自民党政治への回帰?
3 菅政権──三・一一と統治能力の危機
4 野田政権──問われる「民主党らしさ」
5 小括 政権交代とは何だったのか ──民主党政権の理念と現実
第2章 統治システムの構築をめぐる試行錯誤
1 自民党政権時代の統治システム
2 民主党が唱えた政治主導と内閣制度改革
3 政治主導がもたらした混迷
4 官僚と政権交代
5 なぜウェストミンスターモデルが機能しないのか
第3章 政治主導による政策転換の成否 ──なぜ失敗し、どこで成功したか
1 税制をめぐる成功と失敗
2 社会保障をめぐる成功と失敗
3 沖縄基地問題をめぐる挫折
4 マニフェスト政治の失敗
5 民主党政権がもたらした教訓
第4章 政党政治と国会の刷新
1 政党政治の理念と現実
2 野党の役割
3 民意と議会政治
第5章 政治学は民主政治に貢献したか
1 論壇政治学は何を論じてきたか
2 政治の転換と政治学の役割
第6章 民主主義へのシニシズムを超えて
1 三・一一が突きつけた政治の課題
2 原発事故と官僚主義の連続
3 今そこにある危険 ──民主主義への懐疑とローカルポピュリズム
4 政権交代の経験と市民の成熟
あとがき
略年表