はじめに
本書中の表記について
序 章 その日、現場では何が起きたのか?
1 現場の状況
2 河本大作の思惑
3 「出兵」から「暗殺」へ
4 爆殺実行
5 事件後の状況
第一章 「満洲馬賊」になるまで
1 幼少年期
2 日清戦争への従軍と結婚
3 「馬賊」になる
第二章 義和団事件と日露戦争――日本との交錯
1 「満洲」における義和団
2 清朝への帰順
3 匪賊帰順工作
4 日露戦争における「東亜義勇軍」
5 戦後処理と馮徳麟の帰順
第三章 清末新政から辛亥革命へ――「満洲」で変わったこと、変わらなかったこと
1 盛京将軍・趙爾巽の改革
2 「新政」開始
3 杜立山の最期とモンゴル「馬賊」討伐
4 徐世昌の失策と錫良との交代
5 錫良総督時代(一九〇九-一一年 )
6 「満洲」における辛亥革命と張作霖
第四章 「東北王」への道――のしあがる張作霖
1 「張作霖政権」誕生
2 張作霖暗殺未遂事件
3 王永江の起用と「大団」体質からの脱却
4 北京政界の動揺と張作霖への影響
5 吉林省と黒竜江省への進出
第五章 越えがたい長城――北京への遠い道のり
1 北京政府の変化
2 段祺瑞による中国統一政策と張作霖の関与
3 孫文と張作霖
4 段祺瑞・張作霖の決裂と安直戦争(一九二〇年 )
5 安直戦後の状況
6 戦後処理のゆくえ
7 孫文・寧武の動きと第一次奉直戦争
第六章 「愛郷」と「愛国」のはざまで
1 孫文・張作霖連合の構築とその歴史的意義
2 王永江の改革努力と奉天省財政の好転
3 公的財政領域の確立努力
4 軍事改革
5 直隷派内の動揺
6 「孫文大総統」構想
7 第二次奉直戦争
8 北京政変
9 孫文の死
第七章 大元帥への道
1 孫文没後の混沌
2 郭松齢事件の顚末
3 事件後の状況
4 張呉連合の成立と王永江の辞任
5 安国軍総司令就任
6 「討赤」同盟のゆくえ
7 大元帥への道
8 北京を去るまで
おわりに――爆死をのりこえて
参考文献・史料
あとがき